
お年頃方の血液検査の結果を聞くと・・・
「肝臓お疲れ」「暴飲暴食気を付けて下さい」など言われた。と聞きます。
生活習慣病につながる大事な部分の数値ですよね?

肝臓は大事な働きをしてくれるので、そこの数値は大事です!

まずは、知らない方の為に肝臓の働きのお話して行きましょう!
肝臓の働き


したがって、肝臓はカラダにおける栄養補給の司令塔!体内のバランスを見ながら全身に栄養素を分配する元締めのような存在なのです。

胆汁は脂肪の消化に必要、そして不要物の排泄に必要なものです。再利用できなくなった物質を胆汁として消化管に捨てる役割を持っています!

肝臓が悪くなると栄養が循環できずカラダに不調が起きてしまいます。

生活習慣で肝臓を弱めてしまうんです。
肝臓を弱める生活習慣


その結果、健康診断の血液検査の数値に現れてきます!
その肝臓に関する項目の数値を見て行きましょう。
肝臓に関する検査項目

アルブミン 基準値 3.9g/㎗
栄養状態評価が分かる指標

したがってアルブミンが低い時は食事によるエネルギーとタンパク質補充が必要です!
アルブミン/グロブリン比率
この2つは肝臓で作られ血液によって各組織へ運ばれる。
総タンパク質が基準値でも比率の乱れからある程度判断が出来る。
ビリルビンは黄疸の原因や種類を見分ける事が出来る
血液中の赤血球の寿命が尽きた時、それをもとに作られる黄色色素がビリルビンで胆汁色素と呼ばれ、油を消化しやすくする胆汁の主成分である。肝臓機能の異常や胆管が詰まってしまうと、血流に漏れだしてビリルビン濃度が上昇してしまう。3㎎を超えると明らかに皮膚が黄色くなり、10㎎異常では黒ずんでくることもある
(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)
肝臓障害が起きてないか確認する為の指標
肝臓や心臓に多く含まれる酵素
(アラニンアミノトランスフェラーゼ)
肝臓障害が起きていないか確認する為の指標
肝臓に多く含まれる酵素

ASTは肝臓・心臓・筋肉に多く含まれALTは肝臓に多く含まれているので、細胞が壊れるとASTやALTが血中に漏れ出しこれらの臓器に異常があると言う事ですが、主に肝臓の異常を探知するのが目的。
アルカリフォスファターゼ
肝臓の異常や原因や種類を調べるのに有効
肝臓・腎臓・小腸・骨などに多く含まれるリン酸化合物を分解する酵素

これらの組織に異常が生じると血中に漏れ出し、数値が高くなります!
AST・ALT検査を合わせて検討すると肝臓かそれとも胆管に異常があるか分かります!

胆のうは肝臓に隣接しているんです!

ガンマグルタミミルトランスペプチター
アルコール性の肝臓機能障害と深い関係がある
肝臓や腎臓に多く含まれる酵素でこれらの臓器に異常があると血中にあふれ出し、アルコール性の肝機能障害の判別に役立つ

例えば1度に大量のアルコールを摂取して起こる急性肝炎や、慢性的なアルコール性肝炎などの場合γ‐GTPの数値異常が頻繁に見られます。
乳酸脱水素酵素
体内でエネルギー代謝が行われる際に働く酵素
肝臓・心臓・血液・骨格筋など広い範囲で分布していて、カラダのどこかで異常があるとLDH濃度が高くなる

つまり、LDH値の検査はカラダの広い範囲を見ると言う事に繋がります!
タンパク質を分解する酵素で肝臓や腎臓・腸などに多く存在し胆汁にも多く含まれている。肝炎・肝硬変・肝がんなどで胆道が詰まり、胆汁の流れが障害されると血液中に逆流して、LAP値が上昇または急性肝炎・肝硬変でも上昇する

LAP・γ-GTP・ALPの3つは胆道系酵素と呼ばれ3つ一緒に上昇する事が多くなる。LAPとALPが一緒に上昇していれば肝臓・胆道系の病気、ALPだけが上昇してれば骨の病気であると推測できます。


このように検査結果を合わせて見ると、カラダのどこの場所が異常かが分かって来ます。肝臓の機能が低下すると疲労感や不調を感じやすくなります。「疲労感があるな。。」と思ったら肝臓機能が低下しているのかも知れません!

そんな時に効果がある食べ物は何?

シジミは有名ですが他にもあります!
肝臓に良い食べ物

今回は肝臓に良い食材を使った簡単1品を教えます!
肝臓に良い簡単レシピ


ふたを閉める






今回はイカでしたがタコやエビでも美味しいですよ♡
健康診断を受けたら結果を理解する!現状を受け止めて生活習慣を見直し健康を手に入れましょうね!※血液学検査編も合わせてお読みください

僕はイカもタコもエビも食べれない(笑)
大豆もやし食べます!
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