スイッチオン
さて、お話を始めましょう。
私は、幼い頃から料理がとても好きな子どもでした。学校帰りにお肉屋さん・八百屋さんに寄り道をし、材料を買っては自分で作ってみたい物を作りそして自分で食べる。
そんな子でした。しかし、私が極度の肥満児ではなかったのは小学校半ばからテニスクラブで週3回、中学では週5回くらい通っているテニス少女でしたからです。
まーでも、太っていましたね。ステーキ500gなんて朝飯前(笑)
どんどん料理の腕も上達し、お菓子作りにも興味を持ち、作っては自分で食べを繰り返してました。
なんで、家族の人に食べて貰わなかったんだろう?
家族は、甘いものがあまり好きではないので、自分自身で食べていたのです。
週に5回以上テニスをやっていたけれど、摂取カロリーのが多かったんでしょうね。痩せていく事はなかったです。
体力もあるし、何気にスポーツも出来ていたので別に『痩せたい』とか心から思う事はなかったと思います。困る事もなかった。
それよりも・・・・・・
好きな物を作って好きなだけ食べたい!
それこそが幸せだったんでしょうね!
女子高だったので、男子という生き物が居なかった為、外見を考える・意識する。なんて事はなかったんです(笑)
しかし、高校2年生の夏に。。。
女子高というのは男子と関わるキッカケがあまりないので、彼氏が出来るなんて事に期待などなかったんですよ!妄想はしてましたが。
なんせ頭の中は少女漫画の世界観です(笑)
私は、その時は65キロ以上はあった気がします。テニスしか毎日やっていなかった生活なので肥満児というよりガタイのいいごつい子。
そんな感じです。「女子プロレスラーみたい」とも言われた事もあるし。
それと『私。』の一族のDNAも凄い!先祖に甲府の3代肥満がいたらしい。付き人が居ないと立ち上がれない。なので父方は太っている人が多いのです。
あの当時は身長は168cmそれでも65キロ以上。
それなのに彼氏が出来たんですよ!しかも告白されたのですよ☆
人が認めるくらいのマジなイケメンに!
(性格は変わり者だけどそこが魅力!私に持ってない物を持っている人)
嬉しいですよね!女子プロレスラーぽい私に告白ですよ!
あの時、見た目ではなく『中身』で私を好きになってくれた事、今でも感謝しかないくらいです。その彼氏の存在が大嫌いだった自分の見かけを少しでも好きにさせてくれました。
『大事にしたい。私と付き合って良かったと思わせたい』
そんな気持ちでいっぱいでした。
その彼氏はなんと174cmの体重52キロ!!!
痩せすぎ―( ;∀;)そんな彼は『私。』の見かけの事を言って来たことないんですよ。でもさ、
一緒に歩くと・・・想像つきますよね??
当本人の『私。』は彼氏に甘やかされていたので、全然何も思ってなかった。
しかしそんなある日、私の脳内改革を起こす事件が起こったのです。
小学生の集団が私達を指さして
女が男みたいで男が女みたい!
この、女の人にこの男の人は勿体ない!
この時の心理としては
彼氏に私と一緒にいて恥ずかしい思いをさせていたんだ。。。
一緒にいるのが申し訳ない。
一緒にいるのが恥ずかしい。
恥ずかしい。
痩せなきゃ・痩せなきゃ・痩せなきゃ
こうして、大好きな彼氏に釣り合う女性になる!
スイッチが入り
この先、呪縛になってしまうダイエットという扉を開けてしまったのです。
この頃の私の始めた無知なダイエットはまずは最悪な道に進む事になります。
経験者だからこそ、知識を得てからのダイエットをして欲しい!
心からそう思います!
次週は『無知なダイエットは地獄へ繋がる』です☆
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